困ってませんか?離婚した配偶者の借金問題!
離婚した配偶者が、金融機関から多額の借金があるのに返済能力がない場合、金融機関から代わりに返済してくれと電話や督促状などが来て困っている時はどう対処すればいいのでしょうか。
サラ金などの無担保ローンの場合、基本的に借金の名義人が誰なのかということが問題となります。また、名義人に返済能力がない場合は、連帯保証人に請求がきます。つまり借金の名義人か連帯保証人になっていなければ返済義務は発生しないということです。
金融機関は支払い義務のない者に支払請求をしてはならない、ということになっていて、違反すれば罰則もあるので、断固とした態度で拒否することが大事です。金融機関側が離婚したことを知らずに名義人住所に督促状を送ったり電話をしたりしている可能性があるなら、ハッキリと離婚し名義人は居ないという事実を告げれば、請求などがこなくなると思います。
まれに、返済請求ではなく、名義人が所在不明となった場合に金融機関から連絡先を教えてくれと言ってくることがありますが、このような場合も、すでに離婚した他人のことですから知っていても教える必要はありません。
いずれにしろ離婚した配偶者の借金とは、一切関係ないので、金融機関からの要求に答える必要はありません。万が一、勝手に連帯保証人にされていた場合は、すぐに家庭裁判所に相談に行ってください。専門家が丁寧に対処法を教えてくれます。そして、法的な措置をとれば、返済請求や督促状などは、こなくなるはずです。法律が皆さんを守ってくれるので積極的に利用しましょう。